昨今のIT業界において、業務系プログラマーとWeb系プログラマーでは将来性に違いがあります。
それは、その技術が将来において必要とされるかされないかに違いがあるからです。
まず、業務系プログラマーは業務を運用する上で必要となるアプリケーションを開発するために必要な職種です。
よって、異なるアプリケーションを作成する単位でプログラマーとしての仕事が必要となります。
しかし、この業務というものは無限にあるわけではありません。
例えば、医療系のシステム、生産管理のシステム、金融系のシステム等、業務の種類はおおよそ既に確立しており、今後その種類自体が新たに増えるというわけではないのです。
今までは、このように限られた業務の種類の中でも、ユーザによって仕様が微妙に異なるところに対応するために業務系プログラマーは必要不可欠な存在でした。
しかし、昨今ではこのような業務系システムは大半がパッケージ化され、個々にゼロから開発するような案件は減少してきているのです。
従がって、今後のIT市場において将来性が見込めるのは業務系プログラマーよりもWeb系プログラマーかもしれません。
Webのスキルは活躍の場が多く、システムだけでなくいろいろなサービスにも必要とされるスキルなのです。
インターネットが広く普及しIOTやクラウドサービスが急速に進化する昨今のIT業界において、プログラマーが今後見につけていくべきはWeb系の技術であるといえるでしょう。